本文へスキップします。

【カテゴリ下層】SDGsへの取り組み
SDGsへの取り組みイメージ画像(小)

SDGsへの取り組み

【参】メニュー
SDGsメイン

小田急ホテルセンチュリーサザンタワーが取り組むSDGs

私たちはSDGsの目標達成と持続可能な社会の実現に向けて、事業を通じて安心・安全、地球環境、地域社会への取り組みを推進してまいります。


CSRタブ

1. 安全・安心を前提としたホスピタリティあふれるホテルを目指します

1)心肺蘇生やAEDの取り扱い要領を習得する救命救急講習を積極的に受講

東京消防庁が実施する救命講習を毎年積極的に受講し、普通救命技能認定を受けています。

2020年11月には、心肺停止に陥ったお客様に対して迅速かつ適切な救命活動を行ったフロントスタッフ2名に対し、東京消防庁より「消防総監感謝状」を受贈しました。
この「消防総監感謝状」は、東京消防庁から与えられる賞の中でも最も栄誉あるものです。

2)自衛消防活動の実施

火災をはじめとするさまざまな災害発生の際、初期救助活動、消火活動の中心となる自衛消防隊は、全社員が毎年実働訓練を行っています。

2017年11月にはその活動が高く評価され、東京消防庁より表彰されました。
2019年11月には、平素から防火管理業務の重要性を深く認識し、消防行政推進に寄与したとして渋谷消防署長より感謝状が授与されました。

2. 地球環境に配慮した取り組み

地球環境に配慮した取り組みを行います。そしてそれがお客様を心地よくするという好循環型ホテルを目指します。

 

1)館内省エネの実施

エントランスと19階の天井照明、20階の一部天井照明、客室階廊下の照明、バックスペースの照明にLED電球を使用しております。また、客室のカードキーによる照明点灯と深夜・早朝のエレベーター間引き運転を実施し、バックスペースではこまめな消灯を励行、階段にはセンサーライトを導入しております。

2)収集ボランティアへの参加

2010年7月20日より、客室内、ホテル従業員スペースにおいてペットボトルのキャップ回収を実施し、NPO法人 エコキャップ推進協会への送付を継続しております。
*送付累計:2,358,403個 (2024年2月現在)
*エコキャップ推進協会が取り組むエコキャップ運動は、リサイクルの促進、CO2削減、発展途上国への医療支援、および障がい者・高齢者雇用促進を目的としています。

3)多量のリネン類の洗濯における「洗剤による水質汚染」の防止およびCO2排出の削減の一環として

連泊でのご宿泊をされるお客様を対象に、カードによる意思表示をもとにベッドリネン(シーツ)の交換不要のご協力をいただいております。

4)プラスチック資源循環促進法への取り組み

【ホテル直営レストラン、ラウンジ、宴会場・会議室】
プラスチック製ストローの使用を廃止し、紙製品を導入しております。
紙製のテイクアウト商品の容器やテイクアウト用の木製カトラリーに変更しております。

【客室アメニティ】
特定プラスチック使用製品の導入に向けて、準備を進めております。

5) 東京産野菜の使用による、カーボンニュートラル等の環境負荷軽減への取り組み

地産地消の観点から、料理長 石川 篤志が数年前から東京産野菜に着目。
料理長をはじめとする調理スタッフ、および料飲サービスが生産地に足を運び、種の植え付けや収穫のお手伝いを通じて生産者との絆を深めています。
東京野菜が主役の“ベジフルコース”は、サザンタワーダイニングのランチタイム、ディナータイムにて提供しています。

【主な生産地】
立川市 カラフル野菜の小山農園
練馬区 清水農園
立川市 荻田園
八王子市 河井農園
清瀬市 横山園芸
三鷹市 天神山須藤園
三鷹市 田辺農園
清瀬市 なみき農園
日野市 Neighbor's Farm

6) 客室内ペットボトル入りミネラルウォーターの提供廃止とウォーターサーバーの設置

2022年11月より、客室内に設置していたペットボトル入りミネラルウォーターの提供を廃止し、各客室フロアに24時間ご利用いただける、浄水型のウォーターサーバー(常温水および冷水)を導入。
年間約17万本(*2018年当ホテル提供実績)のペットボトルごみを削減できる見込みです。

7) ユニフォームのリサイクル

従業員が着用するユニフォームのリニューアルに伴い、役目を終えたユニフォームを廃棄処分せずに、株式会社JEPLANが提供するユニフォームの回収とリサイクルのプラットフォーム「BRING UNIFORM™」を採用し、2023年9月にユニフォーム約690kgをリサイクル。回収されたユニフォームは、新たな服や資源に生まれ変わります。

*BRING UNIFORM™とは:
(株)JEPLANが運営。企業の不要になったユニフォームを回収しリサイクルをするプラットフォームです。
回収したユニフォームは、服のポリエステル原料やその他の資源等にリサイクルしています。
なかでもポリエステル100%のアイテムの一部は、JEPLAN独自のケミカルルサイクル技術「BRING Technology™」を用いて、再生ポリエステルにリサイクルしています。
不要になったユニフォームを新たな衣類等の原料に生まれ変わらせ、CO₂の排出削減と資源循環を実現します。

3. 地域社会への取り組み
「女川町×サザンタワー」宮城県女川町との絆

2016年、東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県女川町商工会より「女川町独自のスイーツを作りたい」という相談を受けたのが、女川町と小田急ホテルセンチュリーサザンタワーの絆の始まりでした。

その依頼を受け、復興半ばであった女川町の地域活性化に少しでも貢献できればという、当ホテルのシェフやパティシエの想いで、スイーツ作りのアドバイザーとして協力し、女川町の女性メンバーと「おながわおやつ大作戦」と銘打ち活動をスタートしました。

その後、継続的な復興支援の一環として女川町の特産品でもある豊富な海産物の直接仕入れによるホテル内直営レストランやラウンジでの料理提供、女川駅前にある国産トレーラーハウスを活用した珍しい宿泊施設ホテル・エルファロでの客室清掃指導、女川町にて毎年3月に行われていた「女川町復幸祭」への参加などの人的交流を繰り返しながら、絆を深めて参りました。

2018年11月には、宮城県女川町商工会主催の女川町のまちなか交流館で開催した「女川食材とフランス料理の夕べ」に協力し、 “食材を活かした地域振興”と題した当ホテルの料理長による講演および女川町のほか全国各地の食材を使ったフランス料理フルコースの提供を行いました。

2021年6月、女川町商工会青年部より「女川町の町並みをイメージしたオリジナルジェラートを作りたい」という相談を受け女川町特産品開発プロジェクトが発足。ジェラートのレシピ開発にあたっては、 当ホテルの料理長やシェフパティシエを中心に、商工会青年部とオンラインを活用しながら試作・試食などを重ね「ONAGAWAジェラート」が完成しました。2022年5月より、“塩ミルク”と“パッションフルーツ”の2種類のジェラートは、女川町の飲食店を中心に販売を拡大しています。

小田急ホテルセンチュリーサザンタワーは、料理とサービスを通じてホテルのスタッフと女川町の参加者が交流することで、女川町のさらなる地域活性化と振興の一助になる活動を引き続き行いながら、更なる絆を深めて参ります。